有機稲作入門講座2026年 第三回 耕うん機の使い方、しろかき

5月2日(土)有機稲作入門講座の第3回目です。前日の大雨から一転して天候に恵まれ、気持ちの良い作業日和でした。

稲の生育状況の観察。みんなで播いた種が順調に成長していて、一安心です。

田んぼに行く前に、歩行型耕運機の基本的な取り扱いについて学びました。3種類のエンジンについてや、作業前点検とメンテナンス、エンジンのかけ方から、実際に動かす操作を一つずつ確認していきます。

エンジンの掛け方が意外と難しく、皆さんコツをつかむまで苦労していました。上手く掛かった時には拍手がでるほど!

その後、一人ずつ動かしては、基本的な手順や操作感覚を経験していきました。

田んぼへ移動する前に、耕運機に付いている畑用のタイヤを外し、田んぼ用の鉄車輪に交換です。向きを間違えると田んぼに沈んでいってしまうので、一工程ずつ確認しながら注意深く作業を進めました。

初めて機械の操作を学び、より実践に近づけた密度の濃い実習内容でした。

実際田んぼの中は足を取られるため、初めての方は田んぼの中の機械操作は慌てたりしてしまいますが、皆様、体幹がしっかりされていて、まったく慌てる様子もなく、スムーズにしろかきが進みました。また、回を重ねるごとに参加者同士の連帯感もより一層深まっていくように感じられました。

次回はいよいよ「田植え」作業です!

レポート:正会員H.T様ご協力ありがとうございました。

みよし村農園田んぼ~田植え~

5月3日(日)風もなく、暑すぎず絶好の田植え日和です♪4/5(土)に種まきをした苗がしっかり育ちました。

根もしっかり張っています。

昨年はみのる式育苗と田植えでしたが、今年のみよし村農園田んぼでは、一般的な平たい育苗箱でチャレンジです。まずは、育苗ハウスから苗を田んぼへ運びだします。(全部で育苗箱54枚。なかなか大変な作業です)

4条植えの田植え機を使って

会員さんたちと田植えです。昨年も田植えに参加された会員Sさん。昨年のみのる式2条植えと違い4条植えは機械が重く操作が少し大変だったそう。それでもさすが2年目です。回数を重ねることに上達されていました。

今年初参加の会員Hさんご夫妻。最初は機械ついていくのがやっとという感じでしたが、田んぼを歩くことも難儀なく、スムーズに歩かれていました。2回目3回目と回数を重ねるごとに機械操作も上達し、奥様は他の方が曲がってしまったところも上手に修正いただきました。

田んぼの畔の植物「オオジシバリ」春はかわいい小花が沢山咲いています。

引き続き、会員の皆さんの活動ご参加、お待ちしております。

みよし村農園田んぼ 畦ぬりと水漏れ…

4/12(日)、3名の参加者さんと一緒に畦(くろ)ぬりを行いました。

畦ぬりでは、トラクターで泥を練って、練った泥を畦際(あぜぎわ)に寄せて塗りつけます。順調にいけば、これで水漏れがなくなり、田んぼに水が貯まります。が、今回は暗渠(あんきょ)という田んぼの水を排水するための設備の周りから謎の水漏れが!入れているそばから水がダダ洩れ。言ってみれば、栓をうっすら開けながらお風呂の水を貯めようとしているようなものでしょうか…。結局、6時間かかって全体に水が回らず、2,3割、仕事が残ってしまいました。予定通りにいかないのが田んぼなので、ある意味予定通り!?

とはいえ、今回、都会から参加してくれた会員さんは、心地よい気候の中、リフレッシュできたことと思います!畦ぬりはなかなかの肉体労働ですが、おしゃべりしながら、みんなでやれば疲労も半減。自然の中で体を動かすのはやっぱり気持ちいいです♪

ところで、このままでは水が貯まらないため、後日、水漏れ工事を行いました。
詳しいレポートはこちら

水漏れの原因を探って応急処置を施しました。


土を掘るって見た目以上に重労働で、大工事に見えますが、これが応急処置というから驚き。収穫が終わって仕事の落ち着く冬場に、もう一度工事します。
水漏れの原因を突き止めて対処するのも、経験豊富な農家さんの技術。この忙しい時期に、隙間時間を見つけていろんなことをこなす農家さん。その経験と技術と知恵を、次の世代に必ず繋ぎたいですね!

有機稲作入門講座2026年 第二回

4月11日(土)
昨日の荒天から一転して初夏のような爽やかな陽ざしの中第二回有機稲作入門講座が開催されました!今回のテーマは「種まきとくろぬり」です。

まずは座学。配られた資料をもとに田植えまでの大まかな流れ苗の成長過程と育苗に使う土や種まきに使う道具ポット苗とマット苗の違いなどを教わりました。
【写真1】(座学、たくさんの質問が飛び交います)


【写真2】(このあと実際にまくハト胸状態になった種籾の観察)

そして種まきです。今回はポット苗を使用して育苗~田植えを行います。専用の機械を使って自分たちで種まきをしました。
【写真3】(全てのポットに種籾が入っているか真剣にチェック)

続いて種まきを終えた苗箱を運び出し苗代に並べて鎮圧、そしてトンネルをかけました。
【写真4】(田んぼに入るとテンション上がるのは日本人の性?!)


【写真5】

その後は八木講師の苗代を見学したり、移動して根岸講師のマット苗のプール育苗の説明を受けながら見学したり、種まき直後から2週間くらいまでの実際の苗の成長過程を見る事ができました。
【写真6】


【写真7】


【写真8】(マット苗用の播種機の見学もしましたよ)

後半は前回畦(くろ)切りをした田んぼへ移動して畦(くろ)塗りの実践。
畦に生じた亀裂や穴を塞ぎ、田んぼの水漏れを防ぐ大事な作業です。

今は機械を使って畦塗りをする方が多いですが土の固さや水分量、力加減など五感で感じた経験は機械を使う際にも違いが現れてくる、と講師談。

【写真9】(前回の欠席者へ畦切りの補習フォローも忘れません)


【写真10】(まんのうを使っての畦盛り)


【写真11】(やぎ講師の畦塗りを真剣に見つめます)


【写真12】(根岸講師に見守られ、初めての畦塗り)

無事に畦塗りの作業を終え、盛り沢山な内容の第二回でした!
化石燃料を使ってもいい、使わなくてもいい選択できることがとても豊かだなと感じました。

畦切り~畦塗りを終えた田んぼ、次回は「しろかき」です。

レポート:正会員R.T様ご協力ありがとうございました。

みよし村農園 2026年田んぼ 始動! 

NPO法人ゆうき農園みよし村 みよし村農園 田んぼが今年も始まりました。4/5(土)は田んぼに植える苗をつくるための、種まき作業を実施。今回はみよし村農園田んぼのような小さな田んぼでもできる種まき機、「ひばりちゃん」を使って種まき。

まずは苗箱に平らに土をしき

「ひばりちゃん」をまっすぐ走らせるため、平に並べ、土に水を含ませます。

「ひばりちゃん」に種籾入れて、走らせると、土の上に種が均一に撒かれました。

覆土も同じ要領でOK

手前がみよし村農園田んぼの育苗箱です。2週間ほどで奥の苗のように育ちます。

元気に育ってくれ~

有機稲作入門講座2026年 第一回

4月4日(土)今年度の稲作入門講座がスタートしました!あいにくの土砂降りの朝のスタートでしたが、稲作農業者にとっては、春雷を呼ぶ恵の雨ともいえます。
今年度は4名の方が受講。現役有機稲作農家の講師による講義からスタート。 田んぼのしくみや、稲作の特徴と重要なポイント、資材の入手方法、販売の仕方を説明、そして、本日の実習となる塩水選と温湯消毒について、受講者の皆様も真剣に講義を聞いていました。 受講生の方々からの質問も多く、本気度が感じられます。

田んぼの単位や反収(収穫量)についての講義

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種籾についての講義

講義の後はいよいよ実践へ。最初は「塩水選」です。 水に塩を入れ塩水をつくり、種もみを入れ、浮いたものをすくい取り除きます。比重の違いを利用して「中身のつまった良い種」と「実が入っていない軽い種(粃:しいな)」を選別する米作りの伝統的な作業です。
次に「温湯消毒」。こちらも 農薬を使わず病原菌を殺菌する技術です。

実習:塩水選と温湯消毒

実習:畦切り(くろ切り)

実習田に移動して「畦(くろ)切り」です。
畦塗りとは、畦の縁をぬって固める作業で、今回の「畦切り」と次回行なう「畦塗り」は、田んぼにしっかりと水をためるための重要な作業です。

みなさん初めての経験で、真っすぐに切るのが難しく、最初はなかなかうまく進まない様子でしたが、次第に慣れてきてたようで、みんなで1反のたんぼを終わらせることができました。
作業前には雨も止んでいて良かったですね(晴れ男でもいたのかな)。

今年も三芳千代地区、道の駅「鄙の里」近くの一反歩の田んぼが有機稲作講座のフィールドとなります。今年はどんな田んぼになるのか、わくわくしますね。
みんなで頑張って、実りの秋を迎えましょう。

レポート:正会員H.T様ご協力ありがとうございました。

みよし村農園「キウイフルーツ畑」剪定と棚修理

今年のキウイ畑シーズン、遅ればせながらいよいよスタートしました。

…が、いきなり試練。

オーナーさんに見てもらったところ、枯れ枝が多すぎて剪定どころじゃない!ということで、まずは枯れ枝切りから。2月2日・20日・26日の3回に分けて実施しました。

ポキポキ折って、ゴリゴリ切って、気づけば無言で夢中に。

あっという間に時間が過ぎて、「もう終わり!?」となる不思議な時間でした。

↓剪定した大量の枝たち

そして3月2日、再びオーナーさんに見てもらいながら細かい剪定を行い、なんとか終了。

1か月前までボーボーだったキウイ棚が、驚くほどスッキリしました。

さらに3月15日は棚の補修を実施。

単管パイプとワイヤーの追加・補強が主な作業です。

道具も普段使わない専門的なものを使用します。

中でも「ラチェットレンチ」は単管パイプをつなぐ作業に、「しの」は緩んだワイヤーにテンションをかける作業に大活躍。

普段触らない道具を使って、ちょっとした大工気分に。。。

高揚感のあまり、なぜか皆で「しの!しの!しの!」と連呼していました(笑)

↓補強前

↓補強中

作業の合間には、フキノトウ、ジョウビタキ、カエルの卵、つくし…。

畑に行くたびに、ちゃんと春が進んでいるのを感じます。

自然の中で体を動かして、季節を感じて、ちょっとした達成感。

そんな時間を一緒に過ごしませんか?

はじめての方も大歓迎です。

ぜひ一緒に活動しましょう!!

農家の共同作業にNPOとして初めて参加

田んぼを維持するためには、水を引き入れるための用水路と水を落とすための排水路が大切です。そこには、常に木の枝や落ち葉、枯れ草、土手や田んぼから流れ出た泥などがたまってしまうため、毎年春の農作業が始まる前に農家が共同で水路の掃除をします。掃除といっても、たまっている泥をスコップで吸い上げる重労働です。でも、農村では農業に携わる人がどんどん減るだけでなく年齢も高くなってきているため、このような大切な共同作業を続けることが難しくなってきた地域も少なくありません。

そのような地域の状況を考え、今年から人出不足で困っている地区に、ゆうき農園みよし村が会員さんへ活動募集し、地域の要請に応じて派遣する取り組みを始めました。その初めての作業は、2026年1月18日に旧三芳村千代(せんだい)地区で行われた排水路の泥上げ作業です。田んぼの排水路ですから、人がすっぽり入れるほどの深さと幅があります。底にたまった泥をスコップですくい上げ、胸よりも高い畔に置いていくのです。この作業には地区の農家さん12人に対して、ゆうき農園みよし村より3人の会員さんにご協力いただきました。驚く方も多いと思いますが、この作業に参加した農家さんの中には80代半ばの方も2人いらっしゃるのです。現役のミカン農家さんです。70代、80代になっても現役というのが農村では当たり前なのですが、若い人の力はやはり大きいものです。3人の会員さんの協力はとても喜ばれました。

地域と外の方々との仲立ちをすることができるゆうき農園みよし村の大事な役割として、今後もこのような地域の共同作業へ協力する機会が増えていくと思います。このような機会に農家さんと一緒に作業をして言葉を交わし、農村の今をぜひ体感していただきたいと思います。

みよし村農園「キウイフルーツ畑」収穫と加工

体験交流料理加工部より

2025年のキウイ畑の活動

前回の活動レポートから時間がたってしまいましたが、

無事キウイを収穫 加工までやることができました。

その前の作業レポートはこちらからお読みください。

2025年11月30日と12月3日の両日に

いよいよ、収穫となり、参加の呼びかけに数名の会員さんも参加いただき

ありがとうございました。たっぷりお持ち帰りいただきました。

とくに、3日は天気予報と違い小雨!参加のみなさんはせっかくなので収穫をご希望とのことなので、雨にもマケズ収穫いたしました。

2日間でだいたいですが、200キロくらいは収穫、そのうち美味しく食べられるものは60%くらいでしょうか。(個人的感想です。)

追熟が必要なフルーツなので、実際はどのようなお味かは、切ってみるまで、私たちもまだまだ見極めが難しいと実感しました。

それでも、良さそうなものと、B品ものでわけて、追熟試食してみました。みよし農園のキウイ畑には、ヘイワード(丸目の形)アボット(細長い形、ヘイワードより栽培がむずかしく、酸味もあるが追熟するとバランスがよい)の2種類と,ゴールデンキウイもあるらしい。ここでは幻と言われている!下の写真で区別わかりますか?黄色囲みがアボット、緑がヘイワードです。

試食し、まあ、なんと、とてもおいしかったです。うまく追熟できたもは、甘みと酸味のバランスがよく香りたかく、収穫の時、あらかじめ追熟したものを参加の皆さんと試食し、とても好評でした。残念ながら、B品でわけたものは追熟もうまくいかず、すっぱさで顔が変になるほどです!

次のシーズンは摘果と管理を考えて美味しキウイを沢山作ろうとみんなで決意したのでした。

キウイは今後、生でのキウイ販売とその後加工し、販売へ向けて研究中です。

ジャム、ドライ、ソースなど、考えています。

年末に、まずはキウイのジャムの試作をいたしまた。

まだまだ、試作段階ですが、次回の一番おいしい状態のキウイで新しい商品が生み出されるよう、研究していきます。

2026年まずは、会員の皆様にも収穫後、キウイフルーツやジャム等加工品を食べていただく機会があるといいなとおもっています。

そして、の販売へと皆様に喜んでいただけるよう目指していく予定です。

今後、剪定、草刈り、等、作業が進んでいきます。

その時はまたお声かけしますので、ぜひ、ご参加おまちしております。

有機稲作入門講座第10回 竹の伐り出しと餅つき

11月15日に稲作講座の第10回(最終回!)を開催しました。
この日は、稲架掛けに使う竹を伐り出した後、餅つきをしました。

岡講師に竹切りを基本を教わりました。

最初に竹の種類や、稲架掛けに使う竹の選び方を教わりました。竹は、ちょうどよい年齢のちょうどよい太さのものものを選ぶ必要があります。伐るときのノコギリの使い方は、竹が生えている状況によって、うまく伐るための細かいコツがいろいろあるようです。基本を教わったら、あとはやりながら覚えていくことになります。

続いてノコギリやナタを使って、枝を落とす方法を教わりました。ナタは両刃と片刃があり、どちらを使うかは、人によって違うようです。

片刃のナタを使って枝を落とす方法

一通りやり方を教わったら、実践に移ります。二人ずつ、講師と一緒に稲架掛けの竿(横に渡す太くて長い竹)用の竹を実際に伐り出していきます。残りの受講生は、離れたところで、伐り出した竹の枝を落とす練習をしました。講師のアドバイスを受けながら、少しずつコツをつかんでいったようすでした。

竹の枝を落とす練習をしました。

全員が竿の伐り出しを経験したら、続いて稲架掛けの脚(地面にさして使う細くて短い竹)をみんなで伐り出しました。長持ちするように、節のすぐ下で切ってから長さを揃えます。狭い竹藪の中で大勢で作業をするので、怪我をしないよう、周りに気を配り、声を掛けながら作業しました。

全員での竹の伐り出し作業

講座の締めはお餅つきです。全員で餅つきを体験し、つきたてのお餅をいただきながら、和やかな歓談のひとときとなりました。

餅をこねています。
みんなでつきたてのお餅をいただきました。

全10回の講座は、先輩方から学んできた現役の農家さんから直接学ぶことのできる貴重な機会となりました。講座の中で学ぶのは基本の基ですが、先人の知恵がたくさん詰まっていました。そして、講座を通じて学んだ知識やつながりは、これから経験を通じて学び続けていくための土台になることと思います。

2026年も4月から有機稲作入門講座が始まります。稲作の技術を学ぶとともに、農家さんや地域や仲間とつながるきっかけにもなります。就農を検討している方、農のある暮らしに興味のある方、無農薬でお米を作ってみたいと思っている皆さまのご参加をお待ちしています。