オオバコ オオバコ科 田んぼの畦に咲く花たち

オオバコの花 オオバコ科

昭和世代には馴染みの深い?オオバコ。草相撲と言えば分かってもらえる?私が小さい頃は、まだ普通に草相撲やってた記憶があるんだけど。このオオバコ、どこにでもある草と言えばそうなんだけど、踏みつけられるような場所で元気に育つ強い子なのです。逆に言うと踏みつけられないような場所では、他の植物に負けてしまう。踏みつけられて他の植物が育ちにくいような場所で優占種となるオオバコさん。

オオバコ オオバコ科
オオバコ オオバコ科
踏みつけられて強くなる?

田んぼの畦でもよく見かけるオオバコ。人が頻繁に歩く畦では優占種になる事もあるのでしょうか?

最近の畦事情と言えば・・・。毎日田んぼを見回り、畦を歩いて「みのて」まで行って水位を調整したり、漏水(畦に穴が開いてないか)がないか確認したり。今時こんなことやってる人いないのかもかも? オオバコも最近の畦は住みにくいなんて思っているかも? 一昔前は草刈りをすれば、乾いたころに草を燃やして、枯草の下が柔らかくなるのを防いだり・・・。今では刈りっぱなしで、畦はグズグズ。畦を人が歩くということは、田んぼの畦を踏み固めるという意味もあり、とてもいいことなのです。人が歩かない畦はグズグズで脆い畦なのかもしれません。「稲は人の足音を聞いて育つ」なんて言葉もあるほど、毎日の田まわりは大切なのです~。

踏みつけられて育つ強いイメージのオオバコさんですが、花はとても小さく可愛らしい。

オオバコの花 オオバコ科
オオバコの花 オオバコ科

近づいて良く見ないと分からないぐらい小さい花を沢山次々と咲かせるのです。写真の花の下の方につぶつぶなのがオオバコさんの果実。粘着性があるらしく、靴などにくっついて、種が広がっていくようです。

人がよく歩く畦ではオオバコさんの花が見られる??

 

オオジシバリ キク科 田んぼの畦に咲く花たち

オオジシバリ

田んぼの畦には沢山の草が生えていて、根をしっかりと張り畦を守ってくれています。そんな畦に生える草たちも、季節になれば花を咲かせ、実を着けて子孫を残そうとしています。普段は気付かずに、踏みつけたり草刈りしたりで、ほとんど気にもされない草や花たち。よく見ると、とても可愛らしい花を咲かせていたりします。畦を歩く時、ちょっとだけ足元を見ると、新しい発見があるかもかも?

オオジシバリ キク科

オオジシバリを漢字で書くと「大地縛り」。なんと頼もしい響き!米を作るものにとって畦は水漏れ防ぐ防波堤のようなもの。その畦に育ち根をしっかりと張り、がっしりと守ってくれるそんな響きを感じるお名前のオオジシバリ。個人的に一番好きな花です。密集して地面を覆っていて草刈りにも強く、湿った場所を好むオオジシバリは、畦の守り神的存在なのかも。春から夏にかけて黄色い可愛らしいお花を咲かせます。

オオジシバリ キク科
オオジシバリ キク科
畦の守り神的な存在だと思っていますん。

キク科なので、(この表現に間違いがあるかもなので、その場合はごめんなさい)定番の綿毛、綿帽子?が、またこれが可愛らしいのです。

オオジシバリの綿毛
オオジシバリの綿毛

風に揺られて飛んで行くのかな?

オオジシバリ
オオジシバリ

茎を地面に這わせながら成長して、節から根を出して土を掴むそのお姿は頼もしい限りです。畦は人が塗ったり固めたりする以上に、植物たちがしっかり固めてくれているのです。